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                     瞑想教室のご案内

 イデア ライフ アカデミーの瞑想教室では、どのような授業をしているのか、ご紹介させていただきます。

 瞑想教室の目的
 「地球卒業への道」で説明したように、私たちの生きる目的は、本来の故郷である高次の世界に帰還して、二度と地球(地上)に生まれてこないことです。そのために求められるのが、真善美(イデア)の生き方です。
 イデア ライフ アカデミーでは、こうした理念のもと、真善美の生き方をする上でのヒントとなる情報を提供することを目的として、哲学教室と瞑想教室を開いています。
 哲学教室では、真善美の生き方をするための参考となるさまざまな思想・哲学・心理学を厳選して紹介しています。
 しかし、そうした学びだけでは、単なる頭だけの教養で終わってしまいます。そこで、学んだことを実践(生き方)にまで落とし込んでいく必要があります。そのために設けられているのが、瞑想教室です。

 「八正道」を土台とした瞑想修行
 地球卒業のための瞑想は、単なるテクニックではなく、生き方そのものです。
 すなわち、生活全般を包み込んだ、総合的で体系的なものなのです。一日のうち限られた時間だけ瞑想するのではなく、生活そのもの、生きることそのものを瞑想にすることです。そのような瞑想を実践することによって、真善美の生き方ができるようになり、地球卒業へと向かうことができるのです。
 瞑想は、修行という視点から、システマチックに行う必要があります。言いかえれば、瞑想とは、修行というシステムのひとつであり、修行の土台であり中心となるものです。本格的な瞑想を行うには、「修行者」にならなければならないのです。単に趣味程度の、あるいは、片手間に行われる瞑想ではなく、人生のすべてを瞑想修行にしなければなりません。
 イデア ライフ アカデミーでは、そのような修行のシステムとして、釈迦の説いた「八正道」を採用しています。
 八正道とは、正見(正しい見解)、正思(正しい考え)、正語(正しい言葉)、正業(正しい行為)、正命(正しい生活)、正精進(正しい努力)、正念(正しい想い)、正定(正しい瞑想)のことです。
 釈迦は、苦しみから解脱するための修行法として、この八正道を提唱しました。「苦しみからの解脱」とは、地球卒業、すなわち二度と地上に生まれ変わらないということです。つまり、釈迦のめざしたことと、イデア ライフ アカデミーがめざしていることは、基本的に同じなのです。
 釈迦の説いた八正道は、非常にすぐれた修行システムであり、それにのっとって瞑想をしていくとき、瞑想の効果は最大限に発揮されると考えています。
 ただし、ここでお断りしておかなければならないことは、八正道という修行システムを実践するといっても、いわゆる「仏教徒」になることを意味するのではありません。イデア ライフ アカデミーは、いかなる特定の宗教とは無縁であり、参加者に対して特定の信仰を求めることはありません。
 実は、八正道は、釈迦が編み出したオリジナルな教えではないのです。もともと、古くから解脱のために行われていた修行法であり、釈迦はただそれを発見しただけなのです。釈迦自身、次のように言っています。
 「私は、過去の覚者たちのたどった道を発見したのである。それは八つの聖なる道(八正道)である」(相応部12,65)
 釈迦は、古来より覚者たちが歩んできた修行法を発見したと言っているのであり、それを八正道としてまとめたということです。八正道という修行システムは、仏教独自のものではなく、普遍的なものなのです。キリスト教にせよ他の宗教にせよ、八正道とは呼ばれないだけで、内容的には八正道と同じ修行をしているということです。ですから、イデア ライフ アカデミーで八正道を土台とした瞑想修行を紹介しているからといって、イデア ライフ アカデミーが仏教を信奉しているということではありません。

 具体的な授業内容
 授業の内容は、半分ほどが講義となり、半分ほどが瞑想の実践となります。瞑想の時は、床に座布団を敷いて瞑想の姿勢(結跏趺坐、正坐、あぐらなど)で行っていただきます。そのため、そのような姿勢ができる服装でいらしてください(更衣室がありますので来場されてから着替えていただいてもかまいません)。事情があって床に座ることができない人は、椅子も用意してあります。
 瞑想の時間は、1回10分〜20分くらいで、それを3、4回ほど行います。各自のペースで無理なく行うことを勧めていますので、途中で瞑想をやめて休憩していただいてもかまいません。
 講義については、八正道についての理解を深めるための説明の他に、毎回、瞑想修行に役立つ独自のテーマを設けて説明を行っています。瞑想については、八正道の瞑想の他に、八正道の瞑想をより効果的に行うための補助的な瞑想を行います。

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